できたてガパオライス

ゆすらの日常。毒にも薬にもならないことばたち。

あずきバー一箱6本入り

 箱アイスはロマンだ。冷凍庫に入っていると思うだけでわくわくするし、一つあたりがバラ売りのものより小さめなのでカロリーも少ない。強いて欠点を挙げるとすれば、アイスに手が伸びがちになってしまうことくらい。

 

 あずきバーを箱で買った。食欲がわかない真夏でも、アイスは濃厚なものを楽しみたい派だ。バニラとかチョコとか、抹茶とか。そうした濃厚なフレーバーのなかで、実はあずきバーのカロリーや脂質はちょっと低めだったりする。炭水化物がまあまああるのはこの際目をつぶる。星占いはいい結果の日だけ信じる派だ。

 

 そんなわけで、あいすまんじゅうが好きな同居人をさりげなく誘導し、見事あずきバーの箱が我が家の冷凍庫に収まったのだった。

 

 仕事を終えて、ぐだぐだと各自の時間を過ごした後、22時頃思い出したように冷凍庫から取り出しては食べる。ぐったりするほど暑いくせに、会えない人が多くてちょっぴり人肌恋しい今年の夏。同居人と箱アイスを分け合うことは、たぶんそれを乗り越えるためのちょっとしたハックだ。